コードギアス反逆のルルーシュ興道を見てきました

※注意：映画「コードギアス反逆のルルーシュ興道」及びそれに関連する作品のネタバレがあります

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コードギアスのリメイク映画を見てきた。なんなんこれ？アホみたいに面白かった。たぶんエンターテインメントってこういうものを言うんだろうな。10年前の作品とは思えねえ。TVアニメ見てたけどほぼほぼ話忘れてたから新鮮に見れた。オープニングとか劇場版に変わってんのかなと思ったら「COLORS」が流れ出して、懐かしくてもうなんかそれだけでジワッと涙が滲んじゃったよ。話忘れてたからTVアニメとの比較はできんかったけど、多分忠実にリメイクしてんじゃないかな？コードギアスって難しいお話だからコンパクトに劇場版にまとめてくれてて凄いわかり易かった。これ本当に僕みたいな"昔TVアニメ見てたけどもう内容忘れかけてる"人が一番楽しめるのかも。話複雑で順を追って書いてたらしんどいからもう書かないけど、やっぱり最初にブリタニアの兵隊に囲まれて絶体絶命のとこでCCと契約してギアスで自殺させるのは衝撃的で印象的だったな。「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ！」つってな。力を手にした瞬間のルルーシュの動揺と決意とが伝わってきた。あとランスロットかっけえ。俺は紅蓮よりランスロット派だね断然。「戦略が戦術に敗北する」っつうロボットアニメの一番痺れる要素を直接的に剥き出しに表現してるという感じ。しびれる！スザク奪還の件なんてほんとうに見入った。あの電車の乗客にギアスかけて先頭車両を空っぽにして一人佇むゼロ本当に好きだ。しびれるんだよなほんと。かっけえ。仮面の目の部分だけウイーンて開いてな。ほんでまあ後半もかっけえ戦闘シーンの連続で……。インドの褐色さんが出てきた件話がよくわかんなかったな。初見さんお断り感はまあ多少あった。てかTVアニメ見ても話難しいからなあ。全体的にみんな大好きCCの可愛いシーンが多くて大満足。一方ほかのヒロインはちょっと影薄気味だけど、まあ三部作のまだ一つ目だし、多少はね？よく言われてそうなことだけど、ロボット以上に人間を描いてる作品だな。ドラマって基本的に人間を映すものだから王道だね。次回作は来年二月つってた。余裕があればぜひ見に行くつもり(最近仕事きつすぎてマジで体壊れそう汗)。

　まあとにかく、コードギアスは面白いということを再確認。見てない人は「政治？戦争？なんか硬そうだな」という印象を持ってるかも。実際自分も堅苦しい物語は苦手な質だからわかる。でもまあとにかくオモロイんだよな。ルルーシュがすげえ人間臭いんだよな。こんな公衆便所顔負けの人間臭さを放つ主人公が世界を敵に回して戦うというまず有り得なさそうなことをさも有り得そうに描いてるから……あるいは、「コードギアスを楽しめ」つってルルにギアスかけられてるのかも笑